TIME WAR
別に全く笑わない人では無いんだ。でも笑顔は小さい
あ、初めてみた笑顔にみとれてしまった
「あのっ!今日どこか行くつもりなら渉君にお金の確認は安全なとこでって」
「わかった。言っとくよ雨冷たいから風邪引かないように帰って」
ドアは優しい音を立ててしめられた。
良かった……
2010年8月30日
に戻った。
「病院、いこう」
もし忠告を聞いてくれてたのなら病院にはいないはずだから
消毒の匂いが私達を包む
渉君は前で病室のドアをゆっくり開けた。
小さな椅子に座った歩君が腕を組んで寝ていた
「……信平」
信平は相変わらず寝たまま
何で?
「戻る?」
「戻るしかないって言うより私の言葉響かなかったんだ」
ガタンと音がした。
音の方向は歩君で
「兄貴?……」
信平を見つめていた。
あ……
生き霊、あるいみ幽霊の信平が病室にいた
歩君にも見えてる?
「歩君、」
ギッと私を睨む。
「話しかけるな」
……はぁ。
相変わらずの対応胸が痛くなるなぁ
歩君の目の前に立ってる信平をみつめる
「仕方ない、でもみえたのは少し進んだんじゃない?とき(過去)が」
冷たかった瞳は少しだけ暖かくみえた
あ、初めてみた笑顔にみとれてしまった
「あのっ!今日どこか行くつもりなら渉君にお金の確認は安全なとこでって」
「わかった。言っとくよ雨冷たいから風邪引かないように帰って」
ドアは優しい音を立ててしめられた。
良かった……
2010年8月30日
に戻った。
「病院、いこう」
もし忠告を聞いてくれてたのなら病院にはいないはずだから
消毒の匂いが私達を包む
渉君は前で病室のドアをゆっくり開けた。
小さな椅子に座った歩君が腕を組んで寝ていた
「……信平」
信平は相変わらず寝たまま
何で?
「戻る?」
「戻るしかないって言うより私の言葉響かなかったんだ」
ガタンと音がした。
音の方向は歩君で
「兄貴?……」
信平を見つめていた。
あ……
生き霊、あるいみ幽霊の信平が病室にいた
歩君にも見えてる?
「歩君、」
ギッと私を睨む。
「話しかけるな」
……はぁ。
相変わらずの対応胸が痛くなるなぁ
歩君の目の前に立ってる信平をみつめる
「仕方ない、でもみえたのは少し進んだんじゃない?とき(過去)が」
冷たかった瞳は少しだけ暖かくみえた