TIME WAR
2010年8月23日
AM:9時20分
私の学校は夏休み真っ只中。しかし情けないことに私は補習に捕らえられた
つまらない先生の話を聞き流す。……つまんない。太陽の光に反射してまぶしい禿頭
キュッとよった顔のパーツ。まん丸い体は汗をかくのには最適なようだ
私は暑苦しい体系の先生から目をはずし窓の外を見た。窓際に座ってると唯一の暇つぶしだとおもう
部活がんばってるなぁ
野球部。校庭の上を野球ボールが駆け抜けていく
「ちゃ……」
ちゃ?
何ようるさいわね
「……こ!おいっチャコッ!!」
ちやこ、だからチャコ。まん丸い先生は私を呼んでいた。いつの日からか学校中から呼ばれるようになったチャコというアダナ
「先生、何ですか」
むっ!とした顔をする。余計に顔のパーツ寄るからやめた方がいいんじゃないかと私は思う
「やっぱり聞いてなかったのか?この問題を解けと言ったんだ」
トントンと問題の書いてある黒板をノックする。集中してなかったんだから解けるはずがない
ただグズってると暑さのせいでイライラしてる先生を爆発させそうだから私は黒板の前に立った
……さて、どうしたものか
「何だチャコ。やっぱり解けないのか?」
ニヤニヤとしてしたり顔をしていた
あぁ、集中してなかったからわざと当てたのか
嫌われますよ先生
私はとりあえず周りの補習に来てる人たちに視線を向けた
バチッと目が合うとサッとそらされてしまう
うぅうん。
暑い、思考回路が回らないしなぁ
相変わらず視線を遊ばせていると逸らさない男の子がいた
……お?いつも家の前を通っていく爽やか青年ではないか
じぃっと見ていると爽やか青年の口が動いた
「9135」
同じ風に口を動かすと9135だった
このときほど読心術のできる自分に感謝した事はない
黒板にサラサラと答えを書く
「ほう。解けるには解けるようだな戻ってよし」
やった!ありがとう爽やか青年!
私は爽やか青年に小さくピースをした
笑顔まで爽やかー……。後ろでそよ風ふいてそう
私は風など一つもふいてない校庭を再び見た
あ、野球部終わったんだ部活。校庭ではちょうど野球部の部員がグラウンド整備をしているときだった
「じゃあここまで」
これを合図に補習は終わった。
AM:9時20分
私の学校は夏休み真っ只中。しかし情けないことに私は補習に捕らえられた
つまらない先生の話を聞き流す。……つまんない。太陽の光に反射してまぶしい禿頭
キュッとよった顔のパーツ。まん丸い体は汗をかくのには最適なようだ
私は暑苦しい体系の先生から目をはずし窓の外を見た。窓際に座ってると唯一の暇つぶしだとおもう
部活がんばってるなぁ
野球部。校庭の上を野球ボールが駆け抜けていく
「ちゃ……」
ちゃ?
何ようるさいわね
「……こ!おいっチャコッ!!」
ちやこ、だからチャコ。まん丸い先生は私を呼んでいた。いつの日からか学校中から呼ばれるようになったチャコというアダナ
「先生、何ですか」
むっ!とした顔をする。余計に顔のパーツ寄るからやめた方がいいんじゃないかと私は思う
「やっぱり聞いてなかったのか?この問題を解けと言ったんだ」
トントンと問題の書いてある黒板をノックする。集中してなかったんだから解けるはずがない
ただグズってると暑さのせいでイライラしてる先生を爆発させそうだから私は黒板の前に立った
……さて、どうしたものか
「何だチャコ。やっぱり解けないのか?」
ニヤニヤとしてしたり顔をしていた
あぁ、集中してなかったからわざと当てたのか
嫌われますよ先生
私はとりあえず周りの補習に来てる人たちに視線を向けた
バチッと目が合うとサッとそらされてしまう
うぅうん。
暑い、思考回路が回らないしなぁ
相変わらず視線を遊ばせていると逸らさない男の子がいた
……お?いつも家の前を通っていく爽やか青年ではないか
じぃっと見ていると爽やか青年の口が動いた
「9135」
同じ風に口を動かすと9135だった
このときほど読心術のできる自分に感謝した事はない
黒板にサラサラと答えを書く
「ほう。解けるには解けるようだな戻ってよし」
やった!ありがとう爽やか青年!
私は爽やか青年に小さくピースをした
笑顔まで爽やかー……。後ろでそよ風ふいてそう
私は風など一つもふいてない校庭を再び見た
あ、野球部終わったんだ部活。校庭ではちょうど野球部の部員がグラウンド整備をしているときだった
「じゃあここまで」
これを合図に補習は終わった。