天神学園高等部の奇怪な面々23
「きっ、君!」

両膝で廊下をスライディングしながら遊里に接近するルーイ。

「君の名前はっ?」

「志摩 遊里だよぉ、今日転校してきたばかりぃ」

「何と、君もかいっ?僕もなんだ!同じ日に転校してくるなんて、嗚呼っ、これは運命に違いない!結婚しよう!だってほら、運命の証に中耳炎と口内炎が同時に発症してるんだ!」

知らんがな。

そしてその発言に。

「病院行った方がいいよ?」

遊里、的確なツッコミ。

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