天神学園高等部の奇怪な面々23
背丈が小さい。

ただそれだけの理由で。

「今日から天神学園の仲間になる志摩 遊里だよっ!色々教えてね!」

眼鏡男子が同級生と思い込んだらしく、ズカズカと席に歩み寄って握手を交わす遊里。

「あ、ど、どうも…」

訳も分からず握手する彼は。

「あ!いい眼鏡かけてんね、見せて!」

遊里と眼鏡を交換させられる。

「あ、ち、ちょっと!」

「うわ!度がキツーイ!クラクラするぅ!あははははははっ!」

何が楽しいのか爆笑する遊里。

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