天神学園高等部の奇怪な面々23
「という訳だ」
今も英語教師の箱と共にサタデーナイトフィーバーのポーズを決めて物怖じしない遊里を見ながら、完璧超人が言う。
「学園の通学路を奴に教えただけで、私はもう疲労困憊なのだ…こはく、お前が奴のクラスに案内してやってくれ…私の遺志を継いでくれ…」
そう言って自分の席に突っ伏す完璧超人。
気を失ったらしい。
そうは言われても。
手強い転校生が来たものだ。
あんなフリーダムな娘、出産前の体に差し障るのでは…。
そう思って振り向くと。
「あれっ?」
遊里はいつの間にか、職員室からいなくなっていた…。
今も英語教師の箱と共にサタデーナイトフィーバーのポーズを決めて物怖じしない遊里を見ながら、完璧超人が言う。
「学園の通学路を奴に教えただけで、私はもう疲労困憊なのだ…こはく、お前が奴のクラスに案内してやってくれ…私の遺志を継いでくれ…」
そう言って自分の席に突っ伏す完璧超人。
気を失ったらしい。
そうは言われても。
手強い転校生が来たものだ。
あんなフリーダムな娘、出産前の体に差し障るのでは…。
そう思って振り向くと。
「あれっ?」
遊里はいつの間にか、職員室からいなくなっていた…。