天神学園高等部の奇怪な面々23
そんな有害物質、スペシャルハレンチの知り合いがこんな近くにいたとは。

「おおおおお花っ子、悪い事は言わねぇ…コイツとは親しくしない方がいい」

距離をとってガクプルしながら言うワンコ君。

犬と言われて凄んだ威勢のよさはどこへやら、である。

「えー、ゆうりちゃん楽しい子だよ?」

「ワンコ君も友達になろうよ、私にもモフらせてよ」

馴れ馴れしくワンコ君の頭を撫で繰り回す遊里。

「ささささっ、触るなっ!」

ワンコ君、更に後ずさり。

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