黒王子と私
「なのか遅い!」
「はぁ…はぁ…明日美ごめんっ」
私の親友、中谷明日美(ナカタニアスミ)
美人で頭もいいまさに才色兼備で私の自慢の親友
「走って来たから許す!」
息の切れている私を見て笑いながら言う明日美はすごく優しい
「もしもーしなのか〜」
「ふへっ」
一方の私はこんな間抜けな声を出して
顔だって良く見積もって中の下
勉強にいたっては聞かないで頂きたいくらい
「ごめんぼーっとしてた。」
「じゃあ行こっか」