好き、嫌い、大好き、大嫌い
二年生─…
私は一組、りまは五組、怜は三組
見事にクラスがバラバラになった。
でも離れても私と怜は会うと話していた
それが嬉しくて、ずっとこの関係が続くと思っていたのに…


─私と怜は話さなくなった─


六月の半ば
お互いに避け合うようになった。
理由…
そんなの分からない…
怜から一方的に避けられ、私も避けるようになってしまった。
どうしてこうなってしまったのだろう?
まさか…りま?
そう考えたくはなかったけど、りまならやりかねない。


そして、りまの友達に探りをいれた。
そして今まで知らなかった真実を知ることになった。
真実なんて知りたくなかったかも知れない…
とても私にとって残酷だったから
これが現実だなんて、思いたくなかった
りまを恨んだ、泣き叫ぶほど恨みたくなった

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