好き、嫌い、大好き、大嫌い
卒業間近にしてその友達と喧嘩した。
原因は【その友達と他の人に対する私の態度が違う】からその友達は怒った。



私は普通に接していた。
なのに違うと言われてどうしろと言うの?
その原因で喧嘩するのは何回目?
中一からの仲だし自然に話しやすい
そんなの当たり前なのに、どこが違うって言うの?



この喧嘩のせいで私が思っていた事がりまに伝わってしまったのだ。


別に仲直りしたいと思っているだけだし伝わってしまっても良いとは思っていたけれど、その友達の言ったのは「さやかがりまと仲直りしたいんだって。仲直りしてりまを利用して怜に告白するつもりやで」っと…

もちろんその事を聞いたりまは怒って放課後話し合いになってしまった。

りまは「誰から聞いたとは言わないけど」っと言っていたけれど、私はその友達が言ったのだとすぐに分かった。
……うざい、消えろ、消えろ。
本当にそう思った。



りまには誤解を解いたけど
仲直りはもう不可能だった。
そして話し合いの最後にりまはこう言った。


「怜に告白するのは勝手だけど、絶対無理やし辞めとけば?もう卒業だから言うけど二人を仲悪くさせたのりまだから」


今でも覚えている。
このセリフを言ったりまの表情までも…
全てりまにはめらめていたんだ。
私はまんまと罠に引っかかっていた。
あーあ全てがもうどうでも良くなってしまった



りまとも怜ともそしてその友達とも、もうこの関係のままで良いや。
これで卒業で良いや。
全てがめんどくさい。
飽きた、こんなに悩む事が飽きた。
疲れた、疲れた。

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