好き、嫌い、大好き、大嫌い
揺れ動く心臓
原因はやっぱりアナタでした


太陽は眩しく
もうすぐ夏にさしかかろうとしていた
そんな時麻結は言ったね


「最近、怜と良く会う」っと─



「身長すごく伸びてて一瞬誰か分からんくなってた」


ドキドキした
見てみたいと思った
高校生になってまだ一度も会っていない

怜の知り合いに聞いた情報によると
テニス部に入部したらしい
そして彼女はいるとか…

りまでは無い別の彼女
そりゃそうだよね
居るのは当たり前か
カッコいいもん、仕方ない


居なかったら自分は喜んでいたのだろうか?
連絡も取れない
会えも出来ない
それなのに居なかったら何て考えてしまう

どうしても、探してしまう
会いたい、すぐにでも
話せなくていい
ずっと変わらない気持ち


やっぱり怜が好き
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