好き、嫌い、大好き、大嫌い
りまとは親友になれた気がした。
大好きだった。
なのに─…
忘れもしない十月
朝いきなり言われたりまのセリフ


「今日、怜に告白する」


意味が分からなかった
なんで?私が好きな事知ってるでしょ?
今まで怜の事好きな素振りを見せた事無いのに…おかしいよ
頭が真っ白になった


りまは告白する事をクラスの女子全員に言っていた。
止められなかった
好きなのに…私はりまを応援する形になってしまったのだ


ねえ?りま
どうして…
いきなりあんな事言ったの?
怜の情報を集めるために私を利用したの?
親友だと思ってたのは私だけ…だった
裏切られたんだ

こんな経験初めてでどうしたら良いか分からなかった。


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