好き、嫌い、大好き、大嫌い

次の日からりまと怜は話さなくなった。
正確に言えば話せなくなった。
二人とも意識してるんだろう。


そして、何故か私まで怜と話せなくなってしまった。
理由…そんなの分からない
りまと仲良いから?
話したかった。



でも月日が流れて行くうちに
怜とは話せるようになっていた
それと同時にりまも怜と話すようになってきた
私と怜が話すとりまに嫉妬された
それが徐々に苛立ってきて、私はりまに良くケンカをうった。
でも、ケンカを何回しても仲直りをした
けど私の心は満たされてなかった。




ある日りまが怜とアドレス交換をした
彼女にしかアドレスを教えない
だから私はアドレスを知らない。
メールをしているりまがうらやましい
メールの中ではお互いに名前で呼び合っていた
メールしたい、したい、したい。
男の子だったらメール出来るのに─…
男の子だったらこんなに辛い恋をしなくて済んだのに…
初めてこれほどまでに男の子として産まれたかったと思った