シンデレラに玻璃の星冠をⅡ
「編集間違い?」
ダッダッダーダッダダーダッダダー♪
ダダンダンダダンッ♪
ダッダッダーダッダダーダッダダー♪
ダダンダンダダンッ♪
「何だかもう…カオスだね…」
そして――
黒い画面となり、少し大きめの白い丸が左から右に移動してきて。
そして右から左へ動いた白丸の中に――
「クラウン王子!!!?」
それが銃を構えて発射すると…画面に真っ赤な血みたいのが流れて…。
「師匠、これ…」
「うん、これ…」
「俺も判ったぞ、これ…」
そして馴染みの音楽が流れ――
「うおお、007だあああ!!!」
「ジェームスクラウン王子だああ!!!」
あたしと煌はおおはしゃぎ。
「無駄に凝るよね、氷皇も」
「しかし随分と編集上手いな。プロか?」
そして画面には――
『新規ボンドカー購入につき、
請求書2発行済。トイチは敢行中
by青い007』
「えええええええ!!!?」
玲くんが仰け反るにして叫んだ。
「請求書…請求書2は何処!!!?」