新撰組との日々

幼い頃から自分の身は自分で守ってきた為、ある程度の強さは持っていた。

・・・が、刀を持った人と対峙したのは初めての事だった。





美「痛った・・・血ぃ止まんないし、どーしよ・・・」

意識が朦朧としてくる。

―ザッザッ

足音が近づいて来るのがわかった。

美「ど・・・しよ・・っ・・・・」


?「大丈夫ですか??」

横に倒れている男を横目で見てから私に問い掛けてきた。


美「あっ・・はい・・・・・だ・・いじょ・・・・―――」


?「あれっ?気を失っちゃったみたいですね・・・仕方ないっ!屯所まで運びますか。」

そう言いながらひょいと美夜を抱え、歩きだした。

―――――――――

――――――

―――


< 20 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop