新撰組との日々
幼い頃から自分の身は自分で守ってきた為、ある程度の強さは持っていた。
・・・が、刀を持った人と対峙したのは初めての事だった。
美「痛った・・・血ぃ止まんないし、どーしよ・・・」
意識が朦朧としてくる。
―ザッザッ
足音が近づいて来るのがわかった。
美「ど・・・しよ・・っ・・・・」
?「大丈夫ですか??」
横に倒れている男を横目で見てから私に問い掛けてきた。
美「あっ・・はい・・・・・だ・・いじょ・・・・―――」
?「あれっ?気を失っちゃったみたいですね・・・仕方ないっ!屯所まで運びますか。」
そう言いながらひょいと美夜を抱え、歩きだした。
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