あたしの救世主
「全部話していいよ」
そんなことを言ってくれた。
涙が止まらなかったけれど、全部全部話して、「私」じゃなくて、あたしで、初めて話をした。
毎日毎日、気を張り詰めて過ごしていたこと、我慢の糸が消えると馬鹿みたいに泣き叫んでしまうこと。
本当に限界まで努力したのか?と聞かれ、何度もうなずきながら、努力した、でもだめだった、もう、嫌と返信を打ったこと。
そんな時、あたしの涙腺を崩壊させる言葉が、降りかかってきたんだ。