あたしの救世主


ゆうきは、年上のあたしを、お姉ちゃんのように頼ってくれた。

あたしの相談にのるだけじゃなくて、自分の相談もしてくれた。

お姉ちゃんみたいな存在だって言ってくれるゆうきが、心から大好き。

相談に乗ってくれる時は、完全にお兄ちゃんだから、
「あたしにとってゆうきは、弟時々兄な存在だね」

そう言った。

そうするとゆうきは、照れた。

あたしはそんなゆうきが大好きで、もう、ほかになにもいらないと思えた。

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