先生に捧ぐ恋
入学式
急いで教室に向かった。
教室のドアを開けると、すでにみんな座っていた。
みんなが一斉に私をみた。
「お、遅れてすみません」
恥ずかしながら、先生に謝った。
この人が担任の先生かぁ。
その先生は30代前半くらいの男の先生だった。
「はやく座れー」
そう言われたので席についた。
空いてる席にが1つしかなかったから私の席だってすぐに分かった。
改めて席に座ると”高校生”なんだって実感したんだ。
黒板に目をやると山崎俊明(やまざき としあき)と書いてあった。
どうやら担任の名前らしい。
一番後ろの席だしバレないから少し、寝ちゃおっかな。
昨日、あんまり寝れなかったから眠い。