先生に捧ぐ恋
そう思い、寝ようとした時だった。
ツンツン。
誰かが私をつついた。
ん?
だれ?
隣の席をみると女の子が私をみて、はにかんで いた。
「私、神崎南(かんざき みなみ)。南って呼んで!良かったら仲良くしよ♪」
南は、ロングの髪をポニーテールにしていかにも元気系の子。
「私は川原結愛。結愛って呼んでね☆こちらこそよろしく」
こうして私達は友達になかった。
南はこの学校で初めて出来た友達。
友達出来るかなって不安だったから、嬉しかった。
HRが終わるまでの間、ずっと南と話していた。
もちろん小声でね。
どこに住んでる、とかどこ中からきた、とか。
お互いを知り合えた。