先生に捧ぐ恋



こうゆうときは、気合い入れたほうがいいんだね。

今、学びました。



「メイクのやり直し、手伝ってあげるよ♪」

めんどくさそうにしている南に私は言った。

「マジ!?ありがとー♪助かるわ」


だって、また南が一人でメイクしたら同じような事になりそうだもん。


私で良ければ手伝いますよー。






放課後。

トイレに南と直行。


教室では先生が残ってなんかしてるから、トイレでメイクすることにした。


昼休みにコンビニで買ってきたクレンジングでパンダメイクを落としてもらった。



メイクを落とし終えるともちろん素っぴんの南。


ん?

この子、素っぴんのほうが可愛いのでは?

と、ふと思った。


「南、素っぴんのほうが可愛い!!」


「は!?私、自分の素っぴんだいっきらい。なんか元彼に童顔ってバカにされた事あって。だからメイクは欠かせません!」



私は素っぴんのほうがいいと思うけどな。









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