偽恋
★優斗side★
「優斗くんっ!」
突然宇佐美が大声を上げたかとおもったら
廊下を指差した。
「今っ美姫ちゃんが来てたような...」
そしてそういったあと、俺の目をじっと見つめてきた。
んだよ!
コイツ。
俺は「ありがとな」とそれだけ言い残し
廊下に出た。
すると前に美姫が走っていて
俺は呼び止めた。
「...優斗」
俺の声に気づいて振り返った美姫は
また朝に戻っていて、暗かった。
...もしかしてコイツ...
俺が宇佐美と話してるのみたのか?
そのあとも俺が話かかけてもぼおっとしておかしい様子の美姫。
俺は絶えられなくなり、美姫を連れて屋上に向かった。
隣に腰掛けたけど、相変わらず何にも喋んない。
あーぜってぇこいつ、なんか不安になってる。
ふと見た美姫は、真っ白い肌に頬がすこし赤く染まっていて
大きな瞳はいつになく涙目だった。
屋上にいるせいか、風で髪は乱れている。
...んな顔すんなよ。
突然宇佐美が大声を上げたかとおもったら
廊下を指差した。
「今っ美姫ちゃんが来てたような...」
そしてそういったあと、俺の目をじっと見つめてきた。
んだよ!
コイツ。
俺は「ありがとな」とそれだけ言い残し
廊下に出た。
すると前に美姫が走っていて
俺は呼び止めた。
「...優斗」
俺の声に気づいて振り返った美姫は
また朝に戻っていて、暗かった。
...もしかしてコイツ...
俺が宇佐美と話してるのみたのか?
そのあとも俺が話かかけてもぼおっとしておかしい様子の美姫。
俺は絶えられなくなり、美姫を連れて屋上に向かった。
隣に腰掛けたけど、相変わらず何にも喋んない。
あーぜってぇこいつ、なんか不安になってる。
ふと見た美姫は、真っ白い肌に頬がすこし赤く染まっていて
大きな瞳はいつになく涙目だった。
屋上にいるせいか、風で髪は乱れている。
...んな顔すんなよ。