偽恋
2ラブ
♪美姫side♪
「えーいよいよ明日から夏休みだ。」
あれからあたしたちは、上辺だけの偽関係じゃなくなった。
もちろん周りにはなんにも変化はない。
優斗も...なんとも思っていないと思う。
けど、唯一あたしは
本当に優斗はあたしの彼氏だって。
心の中でそう言い聞かせるだけで安心できるようになった。
「しかし、お前ら1年にとっては!初の夏休みだ。気を抜かないよう!夏季勉強対策期間だと思え!!!........」
そして気がつけば、明日から夏休み。
あたしは額の汗をくっと拭って
机に顔を伏せた。
...先生の言葉なんて、まるで耳に入らなくて
ただただ暑い日差しを恨むのみ。
「美姫~!!」
「わっ!!...奈々!!びっくりしたぁ」
気がつくとクラスメイトは既に下校し出していた。
「楽しみだね~!!」
「えっ?」
...何が?
あたし...奈々となんか計画立てたっけ?
あたしが口を半開きにしていると
「いったぁ!....」
奈々がむにゅっとあたしの頬をつねった。
あれからあたしたちは、上辺だけの偽関係じゃなくなった。
もちろん周りにはなんにも変化はない。
優斗も...なんとも思っていないと思う。
けど、唯一あたしは
本当に優斗はあたしの彼氏だって。
心の中でそう言い聞かせるだけで安心できるようになった。
「しかし、お前ら1年にとっては!初の夏休みだ。気を抜かないよう!夏季勉強対策期間だと思え!!!........」
そして気がつけば、明日から夏休み。
あたしは額の汗をくっと拭って
机に顔を伏せた。
...先生の言葉なんて、まるで耳に入らなくて
ただただ暑い日差しを恨むのみ。
「美姫~!!」
「わっ!!...奈々!!びっくりしたぁ」
気がつくとクラスメイトは既に下校し出していた。
「楽しみだね~!!」
「えっ?」
...何が?
あたし...奈々となんか計画立てたっけ?
あたしが口を半開きにしていると
「いったぁ!....」
奈々がむにゅっとあたしの頬をつねった。