隣の俺様狼くん










私が藤堂くんから茶碗を
受け取ろうとした時、

藤堂くんがれんげにすくった
お粥を私の目の前に差し出した




「…何、コレ?」


『何、って
食べさせてあげようと思って』


「なっ…、

何でそうなるの!?/////」



(しかも、何かものすごく笑顔だし…!)




『俺のこと笑った罰ってことで。

はい、あーん』




(さっきまでいい人だって思ってたけど、
前言撤回!


やっぱり藤堂くんは嫌な人だ)






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