隣の俺様狼くん










『悪い悪い。

とにかく、ここは俺がやるから
お前はちゅうから日誌もらってきて』


(なんか子供扱いされた上に、
いいように使われてる感じがする)


『葵?
返事は?』

「はいはい!
わかりましたよーだ」

『お前なあ…!』


私は亮介にあっかんべーをしてから
逃げるように教室を出た




(さっきはあんなこと言っちゃったけど、
亮介、私が困ってたから代わりに
やってくれたんだよね……)


心の中で亮介に謝りながら
私は職員室に向かうのだった




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