隣の俺様狼くん










何気なく窓の外を見ると、
薄暗い雲が空一面を覆い始めていた



(なんだか雨が降りそうな空だなあ…)





「ーー…い?」





(折り畳み傘持ってきて良かったかも)





「葵ってば!」


「ふえ?」



声のした方を見ると、
呆れた顔をしたまどかが私の前に
立っていた





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