隣の俺様狼くん









『桃城 くるみってゆう女子のこと。』




私が首をかしげて亮介を見ていると

亮介は自分の髪の毛をかきながら
めんどくさいような口ぶりで言った



「あ、そのことかあ~

どういうつもりも何も…
私はただくるみちゃんの背中を押した
だけだよ?」



私がそう言うと、亮介は大きな
ため息をついた




『はあー……、やっぱりな。

一応、聞いとくけど
お前のソレってわざとじゃ
ないよな?』


「…?どういうこと?」



(さっきから擬音ばっかり使うから
全然 意味わかんないだけど……)





< 88 / 118 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop