隣の俺様狼くん
『桃城 くるみってゆう女子のこと。』
私が首をかしげて亮介を見ていると
亮介は自分の髪の毛をかきながら
めんどくさいような口ぶりで言った
「あ、そのことかあ~
どういうつもりも何も…
私はただくるみちゃんの背中を押した
だけだよ?」
私がそう言うと、亮介は大きな
ため息をついた
『はあー……、やっぱりな。
一応、聞いとくけど
お前のソレってわざとじゃ
ないよな?』
「…?どういうこと?」
(さっきから擬音ばっかり使うから
全然 意味わかんないだけど……)