時空恋愛 陰陽師と新撰組〜弐〜





しかし、
双子の姫の一人からは、異能
守護者たる力も、破壊者たる力
真実を視る力も、数多を聞く力
何一つとして持たない唯人であり

双子の姫の一人は
守護者たり、破壊者であり真実を視る瞳と
声なき声に耳を傾ける資質を有す

この対極の双子はがあったならば

天地は裂けるであろう






予知の力が強い異能者が語った

これは、
ミえる力を持ったならば、
正しく預言は当たり、まさに天地は裂けて、無に等しい

しかし、ミえないものに

預言は実現しなかったともいえた
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