寂しい【BL】




長い口付けが終わり
肩を揺らしながら荒い呼吸を繰り返す俺とは裏腹に
清々しい笑顔を浮かべている君


頭がぼーっとなるも
必死に理性を保ちやっと落ち着いた時に思った

口内から消えた飴の事


いつのまにと思いながら
顔を上げれば満足そうに微笑む君の口許が微かに動いている


返せと言うわけにもいかないし
口寂しいのはなくなったので
まあいいかと苦笑いをして


今度から口寂しい時は
君にキスをねだろうかな
なんて少し思ったりした



< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

とある日常【BL】
遥斗/著

総文字数/1,023

恋愛(その他)4ページ

表紙を見る
愛情表現【BL】
遥斗/著

総文字数/2,247

恋愛(その他)12ページ

表紙を見る
遥斗のどうでも善い呟き
遥斗/著

総文字数/221

その他2ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop