白緑蝶"vacances【続2】
「あの長さ
好きだったのに」
貴方は短くなった襟足に手の平
で触れる。
「おかしいか?」
「ううん、似合ってる」
どんな髪型でも貴方は素敵だよ
「ひわ、おまえ
こんな時間までどこにいた
心配したんだぞ
カツキ、彼と一緒
だったんだろう?」
「知ってたの?」
「ああ、偶然、ミナトが二人で
居るところを見たって・・」
ソラは、私が香月さんと一緒に
過ごしていると知っていても
連絡を寄こす事はせず、私を信
じて待っていてくれたの?
「ごめんなさい」
見つめ合う二人・・・
言葉は、なくていいの。
私は、ただ貴方に
・・・・てもらいたい
だけなの。
好きだったのに」
貴方は短くなった襟足に手の平
で触れる。
「おかしいか?」
「ううん、似合ってる」
どんな髪型でも貴方は素敵だよ
「ひわ、おまえ
こんな時間までどこにいた
心配したんだぞ
カツキ、彼と一緒
だったんだろう?」
「知ってたの?」
「ああ、偶然、ミナトが二人で
居るところを見たって・・」
ソラは、私が香月さんと一緒に
過ごしていると知っていても
連絡を寄こす事はせず、私を信
じて待っていてくれたの?
「ごめんなさい」
見つめ合う二人・・・
言葉は、なくていいの。
私は、ただ貴方に
・・・・てもらいたい
だけなの。