白緑蝶"vacances【続2】
そう言うとタマラさんの
お父さんは私の手の甲に
キスをした。
「・・・してんじゃねえよ」
ぼそっと、ソラが呟いた。
「何?」
「何でもない」
辺り、ソラのことを見つめて
そわそわしている人達がいる。
何を話しているかは分からない
けれど、ところどころ
『ソレイロリア』『ソラ』って
言葉が聞こえてくる。
注目を浴びて、さっきの続きは
もうできない。
手を触れ合う事も・・・
ワインだって持ってるわけで。
さっきの貴方は私が一番望む事
をしてくれそうだったのに・・
「それより、ひわ
大丈夫なのか?
ここに居て・・・」
「どうして?」
「嫌だろう、彼女に会うの
おまえが嫌なら一緒に・・」
「彼女になら、もう会ったよ」
お父さんは私の手の甲に
キスをした。
「・・・してんじゃねえよ」
ぼそっと、ソラが呟いた。
「何?」
「何でもない」
辺り、ソラのことを見つめて
そわそわしている人達がいる。
何を話しているかは分からない
けれど、ところどころ
『ソレイロリア』『ソラ』って
言葉が聞こえてくる。
注目を浴びて、さっきの続きは
もうできない。
手を触れ合う事も・・・
ワインだって持ってるわけで。
さっきの貴方は私が一番望む事
をしてくれそうだったのに・・
「それより、ひわ
大丈夫なのか?
ここに居て・・・」
「どうして?」
「嫌だろう、彼女に会うの
おまえが嫌なら一緒に・・」
「彼女になら、もう会ったよ」