白緑蝶"vacances【続2】
「いいの?
そんなことで・・・
まあ、別にどうでもいいけど
足掻いたってテオの愛は昔も
今も私にはない
そうだ、じゃあ
ねえ、振られた者同士
ここからいなくなるのは
どうかしら?」
「雲隠れ?
うわっ」
勢い良く抱きつくタマラに
押し倒される空。
タマラは空の上着のボタンに
指先で触れながら、甘い瞳と
しなやかな体をクネらせ空を
誘惑する。
白い胸元・・・
「そう、雲隠れしましょ
例のホテルで今度は
本当に抱き合うのはどう?
気持ちいいこと
好きでしょう?」
「するかよ
めんどくせぇ・・・
なあ、おまえ、確か今
今度は、本当にって
言ったよな?」
「・・・・・・」
黙り込んだまま空から
離れるタマラ。
「なあ?」
「はい、確かにタマラは
そう言いましたねぇ」
そこに現れたのは、テオ。
そんなことで・・・
まあ、別にどうでもいいけど
足掻いたってテオの愛は昔も
今も私にはない
そうだ、じゃあ
ねえ、振られた者同士
ここからいなくなるのは
どうかしら?」
「雲隠れ?
うわっ」
勢い良く抱きつくタマラに
押し倒される空。
タマラは空の上着のボタンに
指先で触れながら、甘い瞳と
しなやかな体をクネらせ空を
誘惑する。
白い胸元・・・
「そう、雲隠れしましょ
例のホテルで今度は
本当に抱き合うのはどう?
気持ちいいこと
好きでしょう?」
「するかよ
めんどくせぇ・・・
なあ、おまえ、確か今
今度は、本当にって
言ったよな?」
「・・・・・・」
黙り込んだまま空から
離れるタマラ。
「なあ?」
「はい、確かにタマラは
そう言いましたねぇ」
そこに現れたのは、テオ。