白緑蝶"vacances【続2】
私が口を閉じると微かに聞こえ
る笑い声に、騒ぐ声。
「水の音?」
「あっちじゃねえ?」
「あっ、プール」
別荘の奥には、大きなプールが
あって、辺りに生える椰子の木
がエキゾチックな雰囲気満点。
思ったとおり、みんなはそこに
集まり、ワイワイと賑やかに
楽しく過ごしている。
子供達と百枝は、プールに
プカプカと浮いている。
その姿を、プールサイドに腰を
下ろし見つめている真澄。
「ひわ」
百枝が、一番最初に私とソラの
存在に気づき手を大きく振って
くれた。
「あっ、ママだ、パパぁ」
ゆらが手を振る。
「ゆら~」
今度は私がプールサイドのギリ
ギリに立って、二人に大きく手
を振り返した。
「おう、お二人さん
おかえり」
「ただいま
マスミ、昨夜はごめんね
ゆらのこと、ありがとう」
「すまなかったな」
る笑い声に、騒ぐ声。
「水の音?」
「あっちじゃねえ?」
「あっ、プール」
別荘の奥には、大きなプールが
あって、辺りに生える椰子の木
がエキゾチックな雰囲気満点。
思ったとおり、みんなはそこに
集まり、ワイワイと賑やかに
楽しく過ごしている。
子供達と百枝は、プールに
プカプカと浮いている。
その姿を、プールサイドに腰を
下ろし見つめている真澄。
「ひわ」
百枝が、一番最初に私とソラの
存在に気づき手を大きく振って
くれた。
「あっ、ママだ、パパぁ」
ゆらが手を振る。
「ゆら~」
今度は私がプールサイドのギリ
ギリに立って、二人に大きく手
を振り返した。
「おう、お二人さん
おかえり」
「ただいま
マスミ、昨夜はごめんね
ゆらのこと、ありがとう」
「すまなかったな」