白緑蝶"vacances【続2】
真澄と百枝、私は二人のことが
大好きだから、二人には幸せに
なってもらいたい。

せっかく縁が合ったなら悔いの
ない恋愛をしてほしい。

真澄が百枝と話すと言ってくれ
て安心した私だったけど部屋に
戻ってみて、ビックリ!

「ヤマトがここに居るって
 ことは、モモは?」

「もう、出かけたみたいよ
 
 なあ、ヤマト?」

「うん、ママが出かけるから
 ユラちゃんのところに
 行ってなさいって・・・」

「そんなぁ~」

もう、百枝ってば・・・

私は、扉を開けたまま慌てて
駆けて行く。

「ファァ~、眠むい」

大きなあくびをする、ソラ。
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