白緑蝶"vacances【続2】
私のエプロン、後ろで結んだ紐
を引っ張るソラ。
「ダメ、やめて
解けちゃうじゃない」
「ケチ」
「ケチは、やめてよ」
「ケチな悪魔さん
じゃないな、妊婦さん?」
「何それ、もう、やめてよ」
「ひわ
また、二人きりだねぇ?」
「そうだね」
貴方は、眼鏡を外して言うの。
「ひわちゃん
キスしていい?」
「うん、いいよ」
触れ合う唇に愛を感じる。
この場所で初めて
貴方の深い声を聞き
貴方の存在を知り
貴方に見蕩れ
そう、きっと
あの瞬間、私は恋をした。
を引っ張るソラ。
「ダメ、やめて
解けちゃうじゃない」
「ケチ」
「ケチは、やめてよ」
「ケチな悪魔さん
じゃないな、妊婦さん?」
「何それ、もう、やめてよ」
「ひわ
また、二人きりだねぇ?」
「そうだね」
貴方は、眼鏡を外して言うの。
「ひわちゃん
キスしていい?」
「うん、いいよ」
触れ合う唇に愛を感じる。
この場所で初めて
貴方の深い声を聞き
貴方の存在を知り
貴方に見蕩れ
そう、きっと
あの瞬間、私は恋をした。