白緑蝶"vacances【続2】
「彼女は、元気ですよ」
「そう、こっちに居るのか」
「いえっ、彼女は相変わらず
親元に住んでいますけど
・・・」
コトン・・・
グラスをテーブルに置く音。
「夫婦なのに変わってんなぁ
離れてて寂しくないのか?」
それって、ソラは私と離れてる
と寂しいってこと?
「私達には、適度な距離がある
方がいいんですよ」
「まだ、そんな事言って
アイツのこと、野放しに
してんのかよ
なあ、カツキ、聞くけど
離れてるなら夫婦でいる
意味あんの?
それなら、恋人でいいん
じゃねえ」
グイグイ、お酒を飲むソラの
グラスを持つ手に待ったをかけ
る私。
「ソラ、飲みすぎだよ」
「まだ、そんなに飲んでない」
「ダメ、酔って絡むなんて
・・・」
お酒の入ったグラスをソラから
取り上げた、私。
「うるせえよ
俺は思ったことを言ったまで
だ、愛してるなら傍に置いて
やれよ」
『傍に置いてやれよ』
「えっ?」
「そう、こっちに居るのか」
「いえっ、彼女は相変わらず
親元に住んでいますけど
・・・」
コトン・・・
グラスをテーブルに置く音。
「夫婦なのに変わってんなぁ
離れてて寂しくないのか?」
それって、ソラは私と離れてる
と寂しいってこと?
「私達には、適度な距離がある
方がいいんですよ」
「まだ、そんな事言って
アイツのこと、野放しに
してんのかよ
なあ、カツキ、聞くけど
離れてるなら夫婦でいる
意味あんの?
それなら、恋人でいいん
じゃねえ」
グイグイ、お酒を飲むソラの
グラスを持つ手に待ったをかけ
る私。
「ソラ、飲みすぎだよ」
「まだ、そんなに飲んでない」
「ダメ、酔って絡むなんて
・・・」
お酒の入ったグラスをソラから
取り上げた、私。
「うるせえよ
俺は思ったことを言ったまで
だ、愛してるなら傍に置いて
やれよ」
『傍に置いてやれよ』
「えっ?」