白緑蝶"vacances【続2】
「今頃、もしかしたら、カツキ
アンタの傍にいたいとアイツ
は思ってるかもよ
人の心なんて移ろうもんだ」
「そうですね
今度、話してみます」
香月さんはソラからまたパワー
をもらって自分の居場所へと帰
って行った。
「ソラ
どうしてそう思うの?
タマラさんに聞いたの?」
彼女に会わなきゃ彼女の気持ち
の変化なんてわからないはず。
彼女がテオさんのことを愛して
ること、私もソラも知ってる。
何の確信もないのに、香月さん
が傷つくとわかっていて背中を
押すようなこと、ソラはしない
「彼女に会ったの?」
「心配すんなよ
彼女には会ってない
テオに恋人ができたらしい
男か女かなんて詮索は
すんなよ
俺だってしてない
テオに恋人ができた以上
タマラのテオへの想いは
彼女を傷つけるだけ
テオから放してやった方が
いい」
アンタの傍にいたいとアイツ
は思ってるかもよ
人の心なんて移ろうもんだ」
「そうですね
今度、話してみます」
香月さんはソラからまたパワー
をもらって自分の居場所へと帰
って行った。
「ソラ
どうしてそう思うの?
タマラさんに聞いたの?」
彼女に会わなきゃ彼女の気持ち
の変化なんてわからないはず。
彼女がテオさんのことを愛して
ること、私もソラも知ってる。
何の確信もないのに、香月さん
が傷つくとわかっていて背中を
押すようなこと、ソラはしない
「彼女に会ったの?」
「心配すんなよ
彼女には会ってない
テオに恋人ができたらしい
男か女かなんて詮索は
すんなよ
俺だってしてない
テオに恋人ができた以上
タマラのテオへの想いは
彼女を傷つけるだけ
テオから放してやった方が
いい」