白緑蝶"vacances【続2】
「何だぁ、私はてっきり・・・

 ソラさんとケイトさん
 ものすごくお似合いなのに
 恋人じゃないんですかぁ
 残念
 
 でも、毎夜、違う女性と・・
 
 ソラさんって
 おモテになるんですね?」

その言葉に、崇は笑うしかない

「アハハハハ

 おまえ、もうちょっと
 ソラのこと勉強してこいよ
 
 あんなにセクシーな男は
 どこ探したっていない

 女の方がソラに振り向いて
 ほしくて必死さ」

「そうそう
 
 そう、簡単には振り向いて
 くれないのにねぇ」

「どうしてですか?
 
 ソラさんって
 理想高いんですか?」

「いや・・・

 まあ、自分のことを取り合う
 女達の醜い姿を見てたら
 相手がどんなにいい女でも
 本気にはならねんじゃないか

 それに、ソラは・・・」
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