白緑蝶"vacances【続2】
そして、俺は一人なのだと思い
知らされる。

ひとり・・・


そんなある日、久しぶりの休日

その頃付き合っていた(?)女
に呼び出された俺は、嫌々
その女の買い物に付き合わされ
ていた。

「ソラ、どっちが似合う?」

レッドでもブルーでも、この際
イエローでも、何でもよくて
適当に指差したら、女はその服
を持ってレジへと向かった。

「フゥーー」
 
「ソラさん?
 
 やっぱり、ソラさんだわ
 
 こんなところで
 何してらっしゃるんですか?
 
 お一人ですか?」

うるさい

「お買い物ですか?

 お休みなんですか?」

うるせえ・・・
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