白緑蝶"vacances【続2】
「兄貴、泣きすぎなんだよ」
ハンカチで目頭を抑えながら
かっちゃんは言う。
「バカ、おまえはうるさい
ヒワ、本当によかったな
無事に式ができて、本当
よかった
ソラさん、ヒワを宜しく
お願いします」
「はい、任せて下さい」
今度は、真澄が言う。
「いつかみたいに
泣かせんじゃねえぞ
今度は、あんなに焦って
電話してきても
ヒワの居場所、絶対に
教えてやんねえからな」
「ああ、わかってる」
真澄は何かを思い出したように
言葉を続けた。
「なあ、ソラ
そう言えばあの日の
約束はどうなった?」
『マスミ、頼む
ヒワから連絡あったら
教えてくれ』
『何でもするぅ?
ソラ
何でもするかって
聞いてんだよ?』
ハンカチで目頭を抑えながら
かっちゃんは言う。
「バカ、おまえはうるさい
ヒワ、本当によかったな
無事に式ができて、本当
よかった
ソラさん、ヒワを宜しく
お願いします」
「はい、任せて下さい」
今度は、真澄が言う。
「いつかみたいに
泣かせんじゃねえぞ
今度は、あんなに焦って
電話してきても
ヒワの居場所、絶対に
教えてやんねえからな」
「ああ、わかってる」
真澄は何かを思い出したように
言葉を続けた。
「なあ、ソラ
そう言えばあの日の
約束はどうなった?」
『マスミ、頼む
ヒワから連絡あったら
教えてくれ』
『何でもするぅ?
ソラ
何でもするかって
聞いてんだよ?』