白緑蝶"vacances【続2】
「サキちゃんがそうしたいなら
 俺は君の思うままに
 君の全てを受け入れる

 苦しくなったら言えばいい
 愛する人が苦しむのは
 見たくない

 僕は、サキちゃんが
 好きだから・・・」

「私も、セナさんが好き・・」

「うん、わかった」

恋人同士なのか、何なのか
わからないけど私達は一歩
を踏み出した。

貴方が差し出したその手に
私が触れると貴方は優しく
繋ぐ。

そして、こんな状態の中で
自分達の思いのままに私達
は結ばれた。

愛されて抱かれる時は最高
で、生きてることの意味を
私は知った。

私も、瀬名さんをもっと
愛したい・・・

そう、強く想った。
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