年下のあいつ。
**俺のもんになれよ**
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案の定、昨日はさっぱり
眠れなかった。
おかげでかなりの寝不足。
「ふぁぁああ…」
試合会場へ歩きながら向かっている
途中、私はずっとあくびをしていた。
「なーにあくびばっかしてんだよ先輩」
わしゃわしゃと後ろから
頭を撫でてきた山下君。
昨日のいちごちゃんの話を聞いてから
なんだか顔を見れない。
というか、なんだか怖い。
「あ…わ、私キャプテンに作戦ノート
渡してこなくちゃ…」
とっさに言って避けた。
普通に接する自信がなかったんだ。