年下のあいつ。
**好きで、好きで**
風を切って走る。
山下くんのことだけを
考えて走る。
いつのまにか心は軽くなっていた。
ねえ、山下君。
今、私があなたに気持ちを
伝えたとしたら
あなたは何て思う?
私はね、何を思われたっていい。
うっとうしい、うざい、
そう思うかもしれないね。
でもね、今の私はもう誰にも
止められないと思うよ。
とりあえず、この気持ちを
伝えたいだけなの。