年下のあいつ。


そう言われなぜかこのクソチビに
頭を撫でられてる私。



「ちょ、やめてよっ」


すぐに手を振りほどく。



「はは、まっ行ってきますよ。」



くるりと背を向けて屋上へ歩きだした。


まったく、世話がやけるんだから。





「マネージャー!」




片岡先輩が声をかける。


「「はい!」」



いちごちゃんと声が重なる。



< 48 / 237 >

この作品をシェア

pagetop