年下のあいつ。
そこにはうっすらと汗をかいている
山下君。




いつもは練習ギリギリに来て
先輩に注意受けてるのに。



山下君は私が居ることに気付かず
猛ダッシュでコートを駆け抜ける。

なんて言うんだろう、なんだかコートの中に居る
山下君は輝いていた。



やっぱり見入ってしまうプレー。




私は山下君のプレーが好きなんだ。



あ、プレーだけね。







するとふっと目が合った。




やば…



とっさにドアの影に隠れてしまった。



< 59 / 237 >

この作品をシェア

pagetop