可愛いあいつは女教師
「有士くんからかうと楽しい。」
そう言うと女はまた楽しそうに笑った。
「は!?」

・・・結局どうなんだ?
ヤったのかヤってないのか・・・


「つーかなんでお前がここにいるんだよ?」
えりかは笑いながら話し始めた。


「昨日は、終電が出ちゃってたから誰かの家に泊めてって言ったら、加藤くんなら一人暮らしだからいいって言ってくれたのよ。それで、泊めてもらっただけよ。」


なるほど・・・そういうことだったのか・・・。




「でもお前その格好・・・!!」
えりかはまだ服を着ようとしない。
「それは考えたらわかるでしょ?高校生にもなったら。」

そう言うとえりかは笑った。



まさか本当に・・・??!!?





その瞬間、玄関のチャイムが鳴った。


・・・奈々だ!!!



やばい・・・この格好見られたら間違いなく誤解される!!!


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