リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『甘々』・8
そういうものかな?
わたしは無意識に、恋人にはキスしたり甘えたりするものだと思っていたから、そういう行為をしてきた。
彼は一度も拒絶しなかったし、したいと思ったことをしたわたしは素直に満足してたし。
恋人になってから、彼とはキスしたい、触れていたいと思うようになった。
それは恋人なら当たり前だと……って、アレ?
…こういうのって、彼に夢中になっているってこと?
「むむむ…」
「今度は何だ?」
「確かに甘えるようになったとは思うが、気持ちが甘くないと言うか…」
「…前から聞こうと思っていたんだけどさ」
「何だ?」
「お前の中の恋人って、どんな感じなんだよ?」
聞かれて、首を傾げる。
「そりゃあイチャイチャ、ベタベタとするもんじゃないのか?」
「それは一部のバカップルと言われる存在だ」
彼は呆れた表情を浮かべ、ため息を吐く。
「別に俺達がそうなることはないだろう? 俺達は俺達の恋人であれば良いんだから」
わたしは無意識に、恋人にはキスしたり甘えたりするものだと思っていたから、そういう行為をしてきた。
彼は一度も拒絶しなかったし、したいと思ったことをしたわたしは素直に満足してたし。
恋人になってから、彼とはキスしたい、触れていたいと思うようになった。
それは恋人なら当たり前だと……って、アレ?
…こういうのって、彼に夢中になっているってこと?
「むむむ…」
「今度は何だ?」
「確かに甘えるようになったとは思うが、気持ちが甘くないと言うか…」
「…前から聞こうと思っていたんだけどさ」
「何だ?」
「お前の中の恋人って、どんな感じなんだよ?」
聞かれて、首を傾げる。
「そりゃあイチャイチャ、ベタベタとするもんじゃないのか?」
「それは一部のバカップルと言われる存在だ」
彼は呆れた表情を浮かべ、ため息を吐く。
「別に俺達がそうなることはないだろう? 俺達は俺達の恋人であれば良いんだから」