リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『甘々』・8
そう思ったわたしは移動し、彼の正面に座った。
「なっ何だ?」
そして彼のメガネを外して、薄く開いた唇にキスをした。
「っ!? んなっ!」
彼の目が白黒するのを見て、わたしは首を傾げた。
「ん~まあキスもイヤじゃないし、とりあえず良いよ。恋人になる」
「どっどういう確認の仕方だっ!」
真っ赤な顔で怒鳴りながらも、彼は抱き着いてくる。
彼の背に手を回しながら、やっぱりイヤだと感じなかったことに気付いた。
だから思う。
彼以外の男とキスしたり、抱き締めあったりするのを考えただけで、鳥肌が立つ。
けれど彼とは平気。
だから彼のことを、少なくとも好意は持っている。
…でもそれが愛情なのかと問われれば、首が曲がるのだから、しょーもない。
「じゃあ材料を買って行くかな」
「…俺に内緒で作るとか、してくれないのか?」
「面倒だ。せっかく来ているんだし、ここで買っていこう」
「なっ何だ?」
そして彼のメガネを外して、薄く開いた唇にキスをした。
「っ!? んなっ!」
彼の目が白黒するのを見て、わたしは首を傾げた。
「ん~まあキスもイヤじゃないし、とりあえず良いよ。恋人になる」
「どっどういう確認の仕方だっ!」
真っ赤な顔で怒鳴りながらも、彼は抱き着いてくる。
彼の背に手を回しながら、やっぱりイヤだと感じなかったことに気付いた。
だから思う。
彼以外の男とキスしたり、抱き締めあったりするのを考えただけで、鳥肌が立つ。
けれど彼とは平気。
だから彼のことを、少なくとも好意は持っている。
…でもそれが愛情なのかと問われれば、首が曲がるのだから、しょーもない。
「じゃあ材料を買って行くかな」
「…俺に内緒で作るとか、してくれないのか?」
「面倒だ。せっかく来ているんだし、ここで買っていこう」