ご主人様は同級生!?
―キーンコーンカーンコーン―
全ての授業が終わり
チャイムがなった。
「……」
「……」
放課後…あたしと福沢 侑也様はお城に向かっています。
無言 沈黙 静 気まずい
「なぁ」
「はっはい!」
沈黙を破ったのは他でもない福沢 侑也様で、いきなりの事で驚くあたし。
「さみーから、手繋げ。」
「は?」
はっ!福沢 侑也様に対してこんな言葉遣い!
「ホッカイロ貸しましょうか…?」
「いらねーよ、手を貸せ。」