霞んだ天を晴らしたくてー。
キーンコーンカーンコーン♪

ふぅ、とため息をつき、先生が席につきなさい

という。

やっぱり、僕達もそれには従うんだけどねw

そして、みんなも僕が座ると座り出す。

「1時間目は、国語です。

日直さん、号令!」

「起立!これから1時間目の学習を始めます。
礼っ!」

今日の日直は、拓。

皆は、着席を言うまでもなく、座るw

「では、教科書P23をあけてください。

では、晃様、4行目から6行目まで読んで下さい」

先生は、僕を指定する。

今思えば、この時から先生に嫌われてたのかもしれない。が、その時の僕は、気付く筈もなかった。

そして、キーンコーンカーンコーン♪

「ふぁー!終わったにゃー

あ、ねーぇー晃にゃーん!ここなんて読むのー?

きーてなくてわかんなかった★」

「んー、れいみちゃんと聞いててよーw

ん?あー!そこはね時鳥だよー」

僕は、笑いながら教える。

「ほととぎすかー。読みがなふっとけや著者w」

「はは、、あ、あのさぁ、れいみ?

僕さあ、もう、小寺のいじめ、参加したくないんだけど。。」

僕は、おずおずと言う。

れいみは、

「ねえ、晃にゃん-」
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