《短編》王子のヒミツ







「そんなことしたって…意味ないじゃん?…あたし帰りたいんだけど?」





「はぁ?…おもしれーなお前。」





意味わかんないわ。と、逃げようと思ったら腕に縄がついていた。





「外して」




「いやだ。鈴木が来るまではまだだ」





「っ…」




なに?…なんか…あたしの理性がぶっ飛びそう。なんで?




「てめーな…あたしは外してって優しく言ってやったのに…外さなかったからこんなことになんだぞ?」





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