《短編》王子のヒミツ






「陵?…愛してるよ」





「俺も愛してる」




…馬鹿。その言葉、なんども陵の口から聞きたくてずっと「好きだよ?」って言ってきたんだから。





ほんとうに馬鹿。




でも、愛してる!



これからも…ずっと、王子として…彼氏として…愛してるからね。




王子のヒミツはあたしだけのヒミツなんだからっ!



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